ベターホームの料理教室は一般財団法人ベターホーム協会によって運営されています。発足は1963年で、大量消費に流されず、生活の質を健全に保つために誕生した協会です。
ベターホームの料理教室は初心者向けから上級者向けまで様々なコースが存在し、チケットを使って自分好みの教室にのみ参加することも可能になっています。
消費者のニーズにこたえながら、食の面から健康を支えることに配慮されているのが特徴で、全国各地に教室があるなど通いやすさも魅力の一つになっています。
記事のもくじ
ベターホームの料金とコース一覧
入会金:3000円(税抜) ※全コース共通
半年コース
コース名 | 料金 |
---|---|
ベターホームの和食基本技術の会 | 23,700円(税込25,596円) |
かあさんの味 | 25,800円(税込27,864円) |
洋食・中華おかずの基本 | 24,300円(税込26,244円) |
家庭料理の会 | 25,200円(税込27,216円) |
うれしい作りおき料理 | 26,400円(税込28,512円) |
週末のゆったりごはん | 26,700円(税込28,836円) |
からだを整えるバランスごはん | 28,200円(税込30,456円) |
お肉料理の会 | 26,700円(税込28,836円) |
お魚基本技術の会 | 29,400円(税込31,752円) |
野菜をおいしく食べる会 | 26,100円(税込28,188円) |
世界のチーズ料理 | 33,000円(税込35,640円) |
手作りパンの会 | 24,300円(税込26,244円) |
お菓子の会 | 26,700円(税込28,836円) |
和菓子の会 | 24,600円(税込26,568円) |
粉から作るブランチ | 25,200円(税込27,216円) |
ベターホームの特徴
入会金が安く維持費もかからない
ベターホームの特徴の一つが入会費の安さです。入会費は3000円で、生涯会員の資格を失うことがなくなっています。維持費も必要がなく、後はコースにあわせた費用を支払うだけでいつでも学ぶことができます。
年会費制で毎年維持費がかかる料理教室も存在するため、入会費用の安さと維持費がかからないので安心して利用することができます。
運営元が営利組織ではなく、あくまで消費者のための活動をしているため、授業料なども格安になっています。500円のワンコイン体験教室があるなど、実際の雰囲気をしるための機会も設けられているのもポイントです。
コースが豊富で料理のプロから学ぶこともできる
ベターホームの料理教室のコースは基本で15種類存在し、さらに有名シェフなどから料理のコツなどを学べる『シェフに習う』コースも存在します。
料理の基礎だけでなく様々なジャンルの料理を学ぶことが可能で、それぞれのコースはほとんどが3万円以下の水準に抑えられています。『シェフに習う』コースも3万円前後になるため、格安の水準となっているのです。
コースで学ぶ以外にもチケットを購入し、学びたい教室に参加するということもできます。コース参加者が優先されるため空きがあるかどうかは確認が必要ですが、うまく生かせば低料金で自分が学びたい料理の作り方だけを学ぶこともできます。学び方の選択肢が豊富なのはとても通いやすいです。
男性向けのコースも存在する
ベターホームの料理教室は男性向けのコースが存在し、性別に関係なく学べるようになっています。男性でも料理を学びたいという人はいるものの、女性だけの教室では学び辛いというケースがあります。
ベターホームであれば女性コースと同一の料金で男性が料理を学ぶことができます。
ベターホームに通う注意点やデメリット
コースは月1回で半年が目安になる
ベターホームの料理教室は、月1回の頻度で半年のコースがメインになります。短期で集中して覚えたい場合は不向きであり、通うペースを調整し辛いという難点があるのです。コースとチケットを併用する方法や、複数のコースに申し込んで学んでいくことは可能です。
ただし、チケットは販売期間が限られるだけでなく、空きがない教室には参加することができない仕組みになっています。ある程度腰をすえて学んでいく必要があるのです。
マンツーマンの指導を受けられるわけではない
ベターホームの教室は1クラスの先生が3人で、テーブルごとのグループに分かれて調理をしていきます。参加人数が少ない場合は先生が2人になるケースもありますが、各テーブルを回りながら細かな指導をしていくことになります。そのため、他の生徒との連携が重要になるだけでなく、先生がきた時にタイミングよく疑問をぶつけられるかどうかが重要になるのです。
マンツーマンや少人数制の教室ではないため、決め細やかな指導をして欲しい場合は不向きになります。体験クラスで確認して不安が大きいようであれば、もっと少人数制の料理教室の方が良い場合も出てきます。プロの料理人にマンツーマンで指導を受けたい場合はライザップクックがおすすめです。
上級者の場合は物足りない可能性も出てくる
ベターホームの料理教室は非常にコースが豊富ですが、一つの料理をより深く勉強したい場合は物足りなくなる可能性もあります。より深く専門的にコース料理などを覚えたい場合はシェフに習うコースを選択する必要がありますが、人口が多い大都市圏以外は選択肢が減ってしまいます。
料理の基礎を学び、中級レベルの知識を学ぶことはできますが、味などを追及する上級者向けのコースは少ないのです。コースの内容をチェックして物足りないと感じる場合は、最初から専門家が開催する料理教室に通った方が良い場合があります。
ベターホームに通うメリットとは?
低料金で料理の基礎から学べる
ベターホームの料理教室は生活を豊かに、より質が高いものにかえるために存在します。ただし、人によって料理に触れ、学ぶ環境は様々です。料理をしたことがないことをコンプレックスに思っている人も存在するため、基礎から学べるコースがあるかどうかは料理教室選びに非常に重要になります。
ベターホームの場合は料理の基本コースだけでなく、洋食・中華の基本、和食の基本など、様々なジャンルの料理の基本を学べるようになっています。広く浅くではなく、和食の出汁のとり方や、洋食と中華の味の基本を学ぶなど、好みにあわせた学び方ができます。
もちろん、それぞれの基本コースに通いどのような違いがあるかを知っていくという楽しみ方もできます。家庭料理やパン作りなど、食の基本になるコースを低料金で学べるのは大きな魅力です。
教室ごとに入会料金や年会費を支払うこともため、非常に学びやすいです。男性向けの料理入門コースがあるなど、性別を問わずに勉強をすることができます。
健康や美容のための料理コースがある
ベターホームの料教室は食の質や栄養にも気を配っています。食は人生を支える重要な要素であり、食がおろそかになれば人生に様々な悪影響を与える可能性があるからです。基本的な料理のコースでも栄養バランスなどを学ぶことができますが、栄養と美容に気を配ったコースも存在し人気を集めています。
ストレスやむくみなど、女性に多い悩みに寄り添う料理を学べるだけでなく、夏には夏バテ防止の料理など季節に合わせた料理を学ぶこともできます。薬膳などの考え方も学ぶことが可能で、コースは薬膳の専門家の監修を受けています。
薬膳は漢方と共通の素材を使うことが多く、国が代わればスパイスになります。スパイスを使った素材の味の引き出し方も一緒に学べるのも大きな魅力です。毎月学べるメニューがかわるため、リピーターが多いのも特徴になっています。
中学生から参加が可能で親子で学ぶこともできる
ベターホームの料理教室の特徴になっているのが、受講可能年齢の低さです。中学生以上であれば受講資格を得られるため、子供1人でも通えるようになっています。小学校3年生以上であれば保護者同伴で参加が可能なため、親子で受講することも可能です。
平日夜や土曜日のクラスも存在するため、習い事の一環として料理を学んでもらうことも可能です。基礎から学んで一生使えることがコンセプトの料理教室になっているため、早めに料理を覚え欲しい場合はおすすめです。
また、親子で参加すれば食育に関する意識がかわる可能性もあります。生活時間帯がなかなか合わずに会話の機会自体が減ってしまう親子も多いため、同じ教室で学ぶことでコミュニケーションがとりやすくなる場合もあります。
スケジュールが合わせ辛い場合はチケットを活用するなど柔軟な利用ができるため、ムダが出にくいのもポイントです。ワンコイン体験教室や見学など参加するまでの選択肢が多いのも魅力になります。
ベターホームへ通っているユーザーのリアルな口コミ
(みくママ 30代)
ベターホームに通うことでどのようなことを学べたか?
料理の認識がかわったという人も多い
家事や仕事に追われてしまうと、どうしても料理への意識も薄くなりがちです。調理が作業的になってしまうことも珍しくなく、味よりも効率を重視する人も多くなります。一方で、工夫だと思ってしていたことが味にマイナスである場合や、自己流の考え方が時間のロスを招くケースも存在します。
ベターホームは食材の扱い方や栄養に関する知識など、様々な基礎を学ぶことができるのが特徴です。切り口一つで料理の味がかわることが珍しくなく、調理方法で摂取できる栄養の量がかわってくることもあります。
栄養の吸収が良くなる食材の組み合わせや調理方法も多く、ちょっとしたことが学びになることもあります。ベターホームの料理教室は、調理法の意味や食材の組み合わせの理由まで細かく説明してくれることが多く、料理について知りながら深く学べるのも魅力です。
改めて料理と向き合うことで料理の認識がかわったという人も珍しくなく、貴重な学びの場となることもあるのです。普段の食事の見方がかわるケースも存在し、生活が豊かになったと実感する人も多いのです。
家族に喜ばれるようになったという人も多い
料理を学ぶことで、家族に喜ばれる機会が増えたという人もいます。料理の味だけでなく、調理法や素材の特徴、旬などを知ることは非常に重要です。味覚で季節の変わり目を感じる人も珍しくなく、食卓に色取りが生まれることも珍しくないからです。
また、素材についても深く学べるため、スーパーなどで食材の選ぶ方法がかわったという人もいます。レパートリーが増えれば、その時旬の手ごろな価格の素材で料理をするという選択肢が増えます。
中級者などになれば、より手間隙をかけて特別な日の料理を作るといったことも可能です。子供に人気のメニューなどを学べるコースも存在するため、食を通じたコミュニケーションが広がるケースがあります。
料理教室自体が見知らぬ他人との共同作業になり、気遣いや譲り合いが重要になる部分もあります。料理の上達と同時に自然と気遣いが身についたという人もいるのです。
できないことができるようになると料理が楽しくなる
料理に苦手意識を持つ人は珍しくなく、料理から遠ざかってしまうケースがあります。美味しくできないことがコンプレックスになってしまう場合や、料理が苦痛になる原因となってしまうことがあります。
しかし、できないことができるようになるにつれ、料理が楽しくなる場合も多くなります。苦手意識の原因がちょっとした勘違いだったというケースも存在し、基礎から学べばすぐに上達する場合もあるほどです。上達するにつれ苦手だったはずの料理が楽しくなり、料理の楽しみを学んだという人も多いのです。
体験から学ぶ人が多いこともリピーターが多い理由の一つにもなっています。ステップアップをしてどんどんとレパートリーを増やし、家庭で役立てる人もいます。
ベターホームの特徴まとめ
ベターホームの料理教室は安く、手軽に学べることがメリットです。コースが豊富で様々な人に開かれていて、自分に合わせた学び方ができます。体験コースなども豊富なため料理教室に通うことに不安がある人も利用がしやすくなっています。
男性でも参加が可能なことや、子供でも通えることも大きなメリットです。料理教室を通して食の楽しさや、健康について考えるようになった人もいるのがポイントで、支持を集める理由にもなっています。
年会費もかからないため中断や休会にも気を使う必要がなく、マイペースに通える人にうってつけの料理教室になっているのです。